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相関関係と因果関係の違いを理解する

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「ゴルフ・レッスン」とか、「スウィング分析」と称して、写真の形を説明することがゴルフ界では当たり前となっていて、恰もそれが有効であるかのように説明されています。

そして、その写真に現れた一部分の一瞬間の形を模倣することで、上達を促せると言うような説明がなされています。例えば、プロは皆インパクトで「○○となっている」などの表現がそれです。

説明に合った写真を持ち出してきて「皆こうなっている」と言われれば、受け手としては「そうなのか」と感じてしまうかもしれません。実際、「皆」という言葉お使い方に大きな問題が有るのですが、ここではそれよりももっと問題なことを説明しましょう。

仮に形としてそうなっているとしても、それと、その形を模倣すれば上達するということは全くの別物なのです。つまり、形がそうなっていると言うのは、あくまでも相関関係であって、因果関係を示唆するものではないのです。

相関関係と因果関係とは常に同一ではありません。この2者を混同すると、時として、大きな誤解を招くことなります。

ゴルフの場合、「アプローチの距離感は振り幅で調節する」と公言してはばからない輩が掃いて捨てるほど存在しますが、これは、ここでお話しする「相関関係」と「因果関係」の違いを理解していただくにはうってつけの事象です。

相関関係とは、Aという現象とBという現象に間に、何らかの一定の関係が存在すると言うものです。それに対して、因果関係とは、Aという事象がBを引き起こす原因になっていると言うことなのです。

例えば、「30ヤードは4時から8時、50ヤードは3時から9時の振り幅で打つ」という開設があったとしましょう。仮に上級者が30ヤードと50ヤードのアプローチを打っている写真を撮って見た結果、それが現れていたとしましょう。それは、相関関係が成り立っているということです。では、果たしてそこに因果関係が存在しているのでしょうか。つまり、4時から8時の振り幅でスウィングをすれば、誰が打っても30ヤード飛ぶとうことです。逆に言えば、4時から8時の振り幅で違う距離は打てませんということです。

これは、明らかに間違いですから、因果関係は成立しません。つまり、それを意識して練習をしたところで、アプローチの距離感が良くなるということでは無いのです。

こうした誤解を招くというよりも、相関関係と因果関係を理解せずに「こうすれば上手くなる」的な表現が巷には溢れています。ですから、ゴルファー自身が正しい情報が何で有るのか、自分自身にとって有用な情報が何であるのかを、正しく取捨選択できる知識を持たなくてはならないのです。

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