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身体が多少不自由でもゴルフは楽しむ |
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片手の無いメジャー・リーガーが誕生したり、歩くことが不自由なPGAツアー・プレーヤーが登場したりと、何の障害も抱えていない自分が見ると、何と素晴らしいことなのだろうと感銘を受けます。 パラリンピックや、盲目の方のゴルフ・トーナメントを見ても、五体満足な人間が「どうしても出来ない」などと、泣き言を言っている場合ではないなと思います。 これまでゴルフ・スウィングは身体の各部分の形を模倣し、クラブの形を意図的に作り、それを上手く模倣することが上達への道だとされてきました。身体に何も問題の無い方でさえ、苦しい思いをして、「頭を止めて下半身を止めて身体を回せ」と、およそ人間業でないことを要求されることも少なくないゴルフ・レッスンが少なくないのですから、関節の可動範囲に問題があったり、どこかの力が極端に弱かったりという問題を抱えている場合、ゴルフ・スウィングを言われるように行うことなど、到底無理な話になってしまいます。 事実、他でレッスンを受け、形として「ああしろ、こうしろ」と言われ、現実問題としてそれが不可能なゴルファーの方や、後遺症などで身体にご不自由な部位を持っていらっしゃる方なども、しばしばレッスンを受けに来られます。 そうしたケースでは、従来の形を模倣するということで、ゴルフは上達するという発想では、ゴルフをすることが出来ない人になってしまうのです。しかし、ゴルフはボールをターゲットに運べればよいのですから、何も形にこだわる必要性など、存在しなしのです。 多分、本当に正しい動きを正しい方法で身につけ、正しい方法で司どっているゴルファーと比較をした際に、絶対的パフォーマンス・レベルでは叶わないかもしれませんが、形にばかりこだわり、結果的に間違った動きを間違ったコントロールの仕方で行っているゴルファーよりもパフォーマンス・レベルを高くすることは夢ではありません。 私は形にこだわらず、その人の持っている身体的特徴と、身体能力を最大限に発揮できるパターンとしてのゴルフ・スウィングを見出してゆきます。つまり、客観的なBestのパターンを当てはめるのではなく、その人にとってBestなパターンを見出してゆこうと言うことです。 実際、脳梗塞で倒れられた方が、ゴルフを通じて、殆ど後遺症が残らないまでに回復したと言うこともありました。それもこれも、結果としての表面上に現れた形を模倣することに執心するのではなく、動きとしてゴルフを作ろうとしていたため、ゴルフそのものを続けることが出来たのです(事実、ご本人はお医者様からはゴルフなどとんでもないと告げられていたそうですが・・・・・)。 それほど深刻な状況で無いにしても、腰痛などは「ゴルフ」が原因と言われてしまっていますが、実はそうではないのです。ゴルフ・スウィングを正しく行っている限り、筋肉痛になることはあるにしても、腰痛になることは無いのです。 事実、ゴルフが原因と整形外科医に言われ、ゴルフを控えなさいとまで言われた方がレッスンを受けに来てくださって、正しい動きのパターンに替えることで、腰痛が治ったということも有ります。この腰痛に関してはこうしたゴルフ・スウィングの動きを正しいパターンに替えることで治ることが珍しくありません(椎間板ヘルニアになってしまっている方はこれに当てはまりませんので、ご注意ください。きちんと、お医者様に治療してもらってください)。 ゴルフが原因と言われている腰痛も、実はゴルフが悪いのではなく、ゴルフ・スウィングのパターンそのものが間違っているから腰痛になるのです。 下半身を止め、クラブを動かすことが良い動きと巷で吹聴されているゴルフ・スウィング。その無知な一言がどれだけ身体に対する負荷を増大し、腰痛を引き起こす原因になっているのかを認識していないないことは、プロフェッショナルとして、ゴルフに携わる人間としては、失格です。 クラブが身体に対して先行してモーメントを発生すれば、身体はそのモーメントの方向とは逆の動きをします。それによって、腰椎に対する負荷は増大し、腰痛を引き起こすのです。 ゴルフ絡みの腰痛に関しては、整形外科医の先生方も下半身を止めて腕でそっと振ってくださいとの指導をするそうですが、それは大きな間違いです。ここでも、ゴルフの常識が間違っていると言うことに整形外科医の先生が気づいていないがためにそのような指導をする結果になっているのです。まあ、多くのお医者様もことゴルフになってしまっては、盲目的にレッスン書の受け売りを鵜呑みにしているのですから、仕方の無いことなのでしょう。 ゴルフは正しくやれば、高齢になるまで楽しく続けられる、大変楽しい、健康的なゲームです。誤った動きのパターンでゴルフ・スウィングを続けることは、上達を阻害するだけではなく、身体に対しても悪影響を及ぼす危険性を包含しているのです。十分お気をつけください。 |
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