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動きの優先順位を認識する

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仕事から家事に至るまで、殆ど全ての物事に優先順位があります。そして、その優先順位を無視して、物事を遂行しても、結果は惨憺たるものになるということは皆さんご存知の通りです。

もちろん、ゴルフ・スウィングにも明確な優先順位が存在します。これまでのゴルフの考え方、レッスン方法、レッスン書、レッスン記事、どれをとっても動きを形成する優先順位らしきものは明確にされていません(残念ながら、このHPの中で、何が優先順位であるかを明らかにはできませんが。)。

ゴルファーがもっと上手くなりたいと、真剣に考え上達を目指して頑張ろうと一念発起すると、殆どの方は、まずはレッスン書やレッスン記事を手にし、いすに座り活字を読みふけるのではないでしょうか。

そして次に練習場に通い、本を読んで自分が「これだ!」と気に止めたものを試してみるのでしょう。見開き2ページ1項目という、本の構成にしたがって、あなた自身も一つ一つの要素を箇条書きにして行ってゆくのでしょう。

さて、レッスン書を手にすると、各項目毎に、その説明を裏付けるような写真が掲載されており、読み手に「なるほど」というコメントを引き出させます。

レッスン書一冊を通読してみる。写真入で、読めばそうとしか捉えられない内容の連続で、非常に理解がし易い・・・・・というか、解った気になりやすい。

しかし、一冊を振り返ってみると、どうもスウィングの全体像が見えてこないばかりか、どれもこれも並列的に最重要課題のように感じられる。

一冊のレッスン書に大体100項目は掲載されていますから、それが並列的に大事であれば、2秒に満たないゴルフ・スウィングを行う間に、それだけのことをゴルファーはコントロールしなければならないことになってしまう。

「そんなことが可能なのだろうか?」などと言う疑問も持たず、気になったことから、或いは、片っ端からとにかくやってみる。そうすると、やればやるほどやることが増えるばかりで、一向に自然に動けるようになどならない。

私は、歴史が苦手で(というか、高校時代に全くといってよいほど、歴史に興味が無く、勉強をしなかったのですが)、歴史に関する知識は自慢ではないが、ほぼ0に等しい。しかし、大人になってから、歴史を学びたいと思い、どうせやるなら初めからということで、まずは縄文時代、弥生時代と時代を進むのであるが、いつも大化の改新ごろになると情熱が薄れてしまい、結局は何も身に付かずに終わってしまっている。

きっと、歴史を理解するには、もっともっと大まかな歴史の本流を理解、確立した後に、その本流の枠の中での細かい歴史を学べば良いのだろうと思う。

しかし、並列的に重要な要素が多数存在するゴルファーにとっては、優先順位の高い動きの要素を確立し、動きの本流を身につけることなど、夢のまた夢で、情報過多の奔流に飲み込まれてしまうのである。

どうもゴルファーの頭の中で、ゴルフ・スウィングを何をするために行うのかという、本質的な目的に則して動きをコントロールするということが皆無のように感じる。それでは、練習場でむやみやたらにボールを打っていれば打てるかもしれないが、一打で狙ったターゲットに向かってボールを運ぶと言う、ごるふんゲームの本質のところでは、効率の良いパフォーマンスを発揮することは不可能になってしまうのです。

実際、一打一打の状況が毎回変わり、それに適応することがゴルフのゲームの本質でゴルファーに問われているのですから、ゴルファーが意図的にコントロールしなければならない動きの要素は少なければ少ないほど良いのです。

ですから、初めから、ゴルフ・スウィングを成り立たせるために必要不可欠な動きの構成要素の優先順位が高いものから確立してゆくことが、動きの習得の効率の向上にも、パフォーマンスの効率の向上にも、長期的なパフォーマンスのメンテナンスの効率の向上にも寄与するのです。

そこそこのショットを行うための動作の要素として、必要不可欠なものは大きなものが2つあります。もちろん、その2つの下には数々の要素がまた優先順位を持って存在しています。

これまでのゴルフ・レッスンの説明のように100を超える並列的な細かな要素が無い代わりに、この2つの要素の存在は、絶対不可欠なのです。

逆に言うと、この2つさえ常に行っておきさえすれば、それほどとんでもないことにはならないということなのです。実際、そんな夢のような要素が存在するのです。それは、私の知る限りこれまでのどんなレッスン書にも書かれていません。そして、考えてみても、実際に普段の動きの中では、極めて自然に、無意識に身体が行っていることですから、答えは出てこないでしょう。

私のレッスンでは、この優先順位を確立することに何しろフォーカスを持って練習をしていただきます。この、優先順位1位と2位の要素を確立できない限り、何を行っても、あなたのゴルフ・スウィングのパフォーマンスは向上しないからです。

ですから、日替わりメニューでは有りません。多くのゴルファーが「今日は何をやるの?」「明日は何をやるの?」と、色々なことをつまみ食いすることが上達へ結びつくことであるかのような感覚を持っているようです。

私は、生徒様の中では「褒めてくれない」と評判なのです。一つには、出来ていないことを褒めることは出来ないし、もう一つは、出来たときに褒めても、それが動きをしている人自身が違和感を感じている動きであれば、「褒められている」とは感じないのです。

ゴルファーの方がしばしば「どうしても出来ない」というコメントを口にしているのを耳にしますが、実際にどうしても出来ないことが恰も誰でもやっていることのように説明されていることも少なくありません。バック・スウィングで右ひざを止めて、下半身が流れないようにするというのも、一例です。

それに対して、私が皆さんに提供することで、「出来ない」ことは一切ありません。間違いなく、ゴルフ以外の動きの中では、ゴルファーでさえ極めて自然に、非常に効率よく行っている動きなのですから「出来ない」わけは無いのです。「やらない」「やっていない」だけなのです。

そして、「出来ない」と感じる「やっていない」の原因は、これまでの凝り固まったゴルフに対する考え方と、これまでのあなたがボールを打つ間違った感覚なのです。

何しろ、早く優先順位の高い動きの要素を身につけることにフォーカスを持って練習に励み、優先順位1位と2位の要素をあなた自身の感覚として確立していただきたい。

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